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 19年度3月号

とうとう旅立ちの月を迎えました。年長の子ども達は最後の園生活を送ります。進級の準備などで忙しい毎日ですが、大人も子どもも心は軽やかです。
また日々、春が近づいていますが、季節の変わり目は体調をくずしやすいので注意しましょう。

4月・・・救急時の対処法
  〜頭部を打撲した時〜
  頭を打った場合、すぐに大声で泣き、その後機嫌よく元気なら大丈夫。
   ・頭にへこみや切り傷がないかを確認し、あれば受診する。
・ こぶができたらアイスノンや濡れタオルなどをしばらくあてておく。

すぐに病院へ
・ 打ったところがへこんでいる。
・ 倒れたままで動かないし、泣かない。
・ 顔色が青白く、ボーっとしている。
・ 少ししてから発熱し、ぐったりしている。
・ 突然、けいれんしたり、くりかえし吐く。

 なお、打った当日は入浴をやめ、2〜3日は様子に変化がないか注意しましょう。

5月・・・救急時の対処法
  胸やお腹を打ったら・・・骨折や内臓破損はないか?

胸やお腹を打ったとき、子どもは大泣きします。これは驚いたために泣く場合がほとんどですから、大人はこれに動揺せず状態を判断します。

まず、これをチェック!
・ 意識はしっかりしているか。ぐったりしていないか。
・ はれや出血、傷はないか。
・ 押すとひどく痛がったり、泣いたりするところはないか。
・ 泣きやんだあとも顔色が青ざめていないか。

病院へ行くまでの応急手当
・ 傷がある場合は、止血する。(清潔なガーゼやハンカチで圧迫)
・ 全身を打ったときなどは、できるだけ動かさないようにする。
・ 吐いたり、血尿がでるときなどのときは、食べ物、飲み物は与えないように。吐く場合は、顔は横向きにして寝かせ、吐いた物がのどに詰まらないようにする。
・ 骨折・脱臼などの疑いがあるときは、その場所をしっかり固定して運ぶ。

救急車で病院へ!
・ 意識がない、呼吸困難、ぐったりしている。
・ 激しく泣き、打ったところを押さえると火がついたように泣く。
・ 大きくはれる、傷が大きい、大出血。
・ 顔が青ざめ、吐く。
・ 血尿や血便がでる。

あわてず冷静になる為には、深呼吸をして、近くの人に協力を頼みましょう!

6月・・・目に異物が入った
  ポイント1・・・目をこすらせないように、手をおさえる。小さなごみであれば、おお泣きさせれば涙で出てきます。
ポイント2・・・まぶたをひっくり返し、異物が見えれば、清潔なガーゼをぬらしたもので、そっとふきとる。
ポイント3・・・頭を高くして、小児用目薬かスポイトの水、急須ややかんにいれた水などを少しずつ注いで洗い流す。

<こんな場合は?>
目やにがひどい
→様子を見る
異物が入った後は目やにが出やすくなります。ぬらしたガーゼをしばらくあててやわらかくしてから目をこすらないよう目頭から目じりに向けてふきましょう。
化学製品が目に入った
→処置して病院へ
酸やアルカリなどの薬品類、乾燥剤の粉末などが目に入ったときも同様に、水道水か急須の水で洗い流してから、こすらないように手を固定して病院へ行きます。

<すぐ病院へ>
・目かまぶたから出血している
・異物をとってもいたがる
・まぶしがって、目をあけない、涙がとまらない

7月・・・どうしよう?!歯が折れた・抜けた!!
  まず、落ち着いて確認
・ 折れた、抜けた歯はないか?・・・ある場合は、歯を捜しましょう。
・ 口の中を切ってないか?・・・・・口の中の傷は出血量のわりに小さいことがあります。                 患部を清潔なガーゼ、ハンカチで押さえます。
                 止まらなければ、外科受診です。

折れた・抜けた場合
歯を食塩水につけ、大至急!歯科受診しましょう。

 

8月・・・熱中症
 

炎天下に帽子無しで長時間過ごしたり、激しい運動や労働をしたときに暑さのために体内の塩分や水分が不足し、倒れることがあります。
これを総称して熱中症と言います。
熱中症は、蒸し暑い室内でもおこることがあるので注意しましょう。

★ 意識があるとき

1. 手近のスポーツドリンクを飲ませます。
 資料によると無い場合は、水約500mlに対し塩3〜4グラム混ぜたものでも良いそうです。水だけ飲ませるとけいれんがかえってひどくなることがあります。
2. 足を少し高くして、静かに寝かせます。

★ 意識状態が悪いとき
高熱があったり、けいれんを起こし、意識状態が悪いときは、直ちに救急車で
  病院に運びます。

★ 高熱で意識状態が悪いとき
(救急車が来るまでにやるべきこと)
 1.横向きにし、吐いたものによる窒息を防ぎます。
 2.身体にぬれたタオルをからだに当てたり、うちわや扇風機であおいだりします。
 3.冷えすぎると震えがくるので体温が38度くらいになったら冷やすのをやめます。

9月・・・熱中症
  動物にかまれたら・・

休日に外へ出るとイヌを散歩させている人が多くなる時期です。子ども達には動物と触れ合う事も大切です。でももし、かまれたら・・の処置を知っておきましょう。

これを、チェック!!

・ 傷の大きさ、深さ
・ 出血は止まっているか
・ 腫れはないか
・ 吐き気、けいれんなどのショック症状はないか
・ イヌの場合、予防注射をしているかの確認

応急手当て

・流水で傷口をよく洗い、消毒した後  →・腫れがひどい時には病院へ

救急車を呼ぶ!!

・傷が大きく、出血が激しい時(ガーゼやタオルで止血して救急車で病院へ)
・ 吐き気、けいれん、ショック症状がでた時

犬、猫、鳥、ハムスターなど、動物はぬいぐるみではなく、意思をもっており、自分に不都合があると身を守る為、かんだりひっかいたりすることを忘れないで下さい。

10月・・・捻挫
  子どもは転びやすく、力の加減もまだまだできません。その為、思いっきり走って転び、捻挫することがあります。捻挫は関節の運動範囲を超えた圧力が加わり、関節やじん帯が損傷された状態です。いざという時、適切な処置ができるようにしましょう。

★ 応急手当
(1) 冷やす
(2)動かないように固定する。
(3)さらにその上から冷やす。(患部を高くする。)

★ 迷わず病院へ
・ 患部がはれている。(骨折の可能性があります)
・ 痛みが強い。(骨折の可能性があります)
・ いつまでも痛がる。(骨折の可能性があります)

11月・・・火傷
  まず、チェック!
・ 火傷の深さ、広さ。
・ 水ぶくれの有無。
・ 皮膚が白く変色しているか。
・ 治療経過中は、化膿していないか。

すぐ、病院へ!!
・ 火傷の広さが、大人の手のひらより大きい場合。
・ 火傷の部分は小さいが、色が白くなっていたり、皮がむけた深い場合。
・ 顔、目、外陰部の火傷の場合。

応急手当て!!!
(1) 流水で20分以上冷やす。脱がせにくい場合は、衣服の上から冷やし、その後ハサミで切って脱がせる。
(2) 水ぶくれは、破かずそのままで病院に行く。
(3)流水で冷やした後、寒い場合は毛布などで体をくるみ、保温する。

寒くなってくると温かいものがテーブルに並びます。
こぼして火傷をする事もありますので、注意しましょう。
あわてずに、手当てする事が大切です。

12月・・・鼻血
 

鼻の入り口付近は、細かい血管がたくさんあり、ぶつけたり、鼻をほじったり、ちょっとしたことで出血します。適切な処置をし、安静にしましょう。

  • 鼻血がでたら
  • 前かがみにし、ガーゼを丸め、鼻の穴につめる。

(ティッシュペーパーは血が固まると取れにくく衛生的でない為、

ガーゼが良いです。)

  • 小鼻を強く押さえる。

(鼻血は鼻の穴に近いキーゼルバッハと言われる部分の毛細血管が破れて

おこることが多い為です。)

  • 額から鼻にかけて冷やす。
  • 口の中の血は吐き出す。
  • 上を向いて寝転ばせたり、首の後ろをたたいたりしない。

 寝転ぶ場合は、鼻血が出ているほうの鼻を下にし、横向きにしましょう。

    ★ 迷わず病院へ

    • 鼻血がとまらない。
    • 貧血がある。
    • 何もしないのに頻繁に鼻血がでる。

このような症状があるときには、病院へ行きましょう。

1月・・・一酸化炭素中毒
  寒さが厳しいと、部屋を締め切りにし、暖房器具を使用しがちです。ガスや石油ストーブを使用するときには、不完全燃焼を起こさないよう十分に換気をしましょう。

まずチェック!!
・ 意識、呼吸はあるか?
・ ぐったりしている、顔色はどうか?
・ 吐き気はないか?

すぐ病院へ!!!
・ 意識がなく、ぐったりしている。
・ 呼吸が速くて不規則。

心配ない・・
少しぐったりしているが、意識があり呼吸が順調なら心配ありません。

静かな部屋で子どもを昼寝させる時など、気をつけましょう。

病気や寒さを考えると、家にこもりがちですが、人の体は冷たい空気に触れることも必要です。「元気に遊んで、手洗い・うがい!」で、この冬を乗り越えましょう。

2月・・・けいれん
  ●けいれんとは!
急に筋が収縮運動をすることをいいます。
代表的なものに熱性けいれんがあります。
 主な症状
 急に意識がなくなり、全身を突っ張らせ、目をつり上げて呼びかけても反応しません。
 唇は、まっ青になります。熱が上がる時に多く、ふつう5分以内で治まります。

●けいれんをおこしたら
・ 命にかかわることはないので、まずは慌てないようにしましょう。
・ 耳もとで叫んだり、体をゆすったりしないようにしましょう。
・ 服をゆるめ、呼吸を楽にしましょう。
・ 吐いたものがのどにつまらないよう顔を横向きにしましょう。
・ けいれんが続いた時間、手足の状態などを細かく見ておき、けいれんが治まったら、必ず医師の診断をうけ、子供の状態を詳しく説明しましょう。

こんな時は急いで病院へ
・ けいれんが止まらない。
・ 頭を強く打った後、けいれんを起こした。
・ けいれんが止まっても意識障害が続いている。
※まれにですが、熱性けいれんではなく、「ひきつけ」が考えられます

3月・・・けいれん
  突然の発病や事故などの場合は、すっかり気が動転してしまうものです。時には命にかかわる事もありますから、慌ててしまうのも無理はありませんが、緊急の場合ほど冷静な判断が必要になります。

呼び方のポイント
 1 119をダイヤルする。
 2 「救急車をお願いします」と伝える。
 3 住所を正確に伝える。(道順や目標物)
 4 名前を言う。
 5 症状や状態を話す。(だれが、いつ、どこで、どうした・・など)
 6 救急車到着までにしておく事の指示を受ける。(応急手当)
 7 病院指定したい場合救急隊に頼む。
持ち物
母子手帳、保険証、紙おむつ、ティッシュ、着替え1組、
ハンカチ、バスタオル

特に一人で対応する場合は、慌ててしまうので深呼吸をして落ち着きましょう。

 

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